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春秋時代において、後の戦国七雄に数えられる「燕」。その首府である薊城があった地域は、現代中国の首都、北京にある。歴史上「倭」の字が残された最古の記録の一つとして、「蓋國在鉅燕南倭北。倭属燕」という一文が残されている。これは、紀元前4世紀から3世紀頃にかけて成立されたと考えられている、『山海経』「海内北経」の中にある「蓋國」の位置を述べた文。「蓋國は大国である燕の南、倭の北にあり、倭は燕に属している」という意味だ。倭が燕に属していたということは、北京の地理的環境と、残された文化伝承の中から、倭と燕の繋がりが見出せるのかもしれない。長い歴史の中で多くの民族が集まり、中華文化は生まれた。それぞれの民族が大切にしてきた文化は、「無形文化遺産」として大切に守られ、後代へと受け継がれている。中国に残された無形文化遺産を北京で理解しながら、様々な歴史的事実を交え、中國紀行CKRM的視点で考えていこう。
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出版社からのコメント
春秋時代において、後の戦国七雄に数えられる「燕」。その首府である薊城があった地域は、現代中国の首都、北京にある。歴史上「倭」の字が残された最古の記録の一つとして、「蓋國在鉅燕南倭北。倭属燕」という一文が残されている。これは、紀元前4世紀から3世紀頃にかけて成立されたと考えられている、『山海経』「海内北経」の中にある「蓋國」の位置を述べた文。「蓋國は大国である燕の南、倭の北にあり、倭は燕に属している」という意味だ。倭が燕に属していたということは、北京の地理的環境と、残された文化伝承の中から、倭と燕の繋がりが見出せるのかもしれない。長い歴史の中で多くの民族が集まり、中華文化は生まれた。それぞれの民族が大切にしてきた文化は、「無形文化遺産」として大切に守られ、後代へと受け継がれている。中国に残された無形文化遺産を北京で理解しながら、様々な歴史的事実を交え、中國紀行CKRM的視点で考えていこう。